石垣の芝生を除去する方法。おすすめの手順

石垣が芝生で埋もれてしまいました。

我が家の庭には段差があり、その部分に石垣が組んであります。長さ約３０ｍ。

なんとなく放置してしまい、石垣の間にはびこった芝生で石垣が埋まってしまっていました。

石垣の上の芝生の種類はティフトン系の品種で、下の部分は姫高麗芝のエリアになっています。こののままではお互いに侵食して混じってしまうので、思い腰をあげて作業にとりかかりました。

上の写真では手前は石垣が見えてしますが、奥側は完全に雑草と芝生に埋まっています。

雑草と芝生が入り混じっています。。。

もうただの芝生の坂にしか見えません。。。

始めに、剪定ばさみで、石垣の上にはびこった芝生をカットしていきました。

芝生の根がかなりしっかりと張っていてランナー(匍匐茎)がかなり固く、その上に伸び切った長い芝生の葉と長年のサッチ、蟻や雑草が石垣の中から取り込んだ小石や泥が入り混じっていて、埒が明かない状態です。

剪定ばさみでは進まないので、電動バリカンを使うことにしました。

このリョービのポールバリカンはとても便利で、普段は立ったまま(屈む事なく)バリカンを使うことが出来ますが、先端のバリカン部分を外してハンディーバリカンとしても使う事ができます。

これが、物凄く調子よく、なんで初めからバリカンを使わなかったのだろう、と思うほどで、太い根も、サッチね泥さえも、バリバリ刈り取ってくれました。

一応、泥ごと刈り取るとやはり刃が切れなくなりますので、予め古い使い古した刃に交換をしておきました。それでもよく切れるので夢中で刈り進めていました。

ところが、急にパワーがなくなったと思ったら、異臭とともにバリカン本体から煙が出てきました。

なんと、高負荷で無理のある大量の芝生の根と泥を刈り続けたために、モーターが焼き付いてしまったようです。

作戦を変更して、今度は芝生に入り込んだ泥を先に撤去する事にしました。

高圧洗浄機で芝生の間に入り込んだ泥とサッチを吹き飛ばします。

これまた調子よく、芝生に入り込んだ泥とサッチ効率よく吹き飛ばしてくれます。

石垣の左側に見える泥とサッチをご覧いただくと、たまりにたまっていた状態がお判りいただけると思います。そして、石垣に残った芝生の根。

ポールバリカンが故障してしまったので再び剪定バサミで地道に芝の根をカットしていくのでした。

まず初めに、高圧洗浄機で不要な土や枯れた芝生・雑草を撤去。

次にハンディーバリカンを使用して大まかに芝生をカット

最後に剪定バサミを使用して細かい部分をカットして終了。

これが一番無駄なくできると思います。